法主

そのような状態の母に私はどうしても厳しい言葉を投げかけてしまいます。

父はそのような母に対し月でもらったのだから最後まで面倒を見るのは当然と介護を続けておりその姿に薬師如来を見るような思いで尊敬しています。

ですが私はいい加減にしろとかもう別人なんだねとひどい言葉を投げかけてしまいます。

自分の気持ちを省みるとどうも私は私を大事にしてくれた母が昔のように会話もできないことに苛立っているようでもあり昔のような母に戻って欲しいと願っていてもそれが叶わないことに苛立っているようでもありこれからずっとこの毎日が続くのかということにうんざりしているようでもあります。

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